都知事選にかこつけた政治の話

2011.04.09 - 15:37

とっくに都民ではないのですが、気にはなります。
東京出身で、帰省する田舎を持たない私にとって、
この感覚は、ほとんど唯一の "地元意識" かも
しれません。日本的…でさえないからな、私が
育った家庭のバックグラウンド(苦笑)。


個人的に絶妙!( ・・)b…と思っている
政治に関する諺(?)に、
『こころ(理念)は左に、財布(経済)は右に』
というのがあります。←もとは仏語で知った

中道左派が好まれてきたフランスらしい表現です。
(現大統領は、ほぼ初の右より大統領ですが)

右左という表現は、日本ではわかりにくい場合も
あるので、オオマカなとらえ方ではありますが、
左=理想主義(逝ききると宗教ガリガリ原理主義)
右=利益主義(イキきると自分大好き国粋主義)
という感じで考えていただけるとわかるかと。



政治には、自明のことですが、両方とも必要です。

政治に理想が必要なのは、それが "こう在りたい"
"こう在るべきだ" という、方向になるからです。
そして、現実をその方向に動かしていくために、
経済的な利益が不可欠なのです(資本主義だから)。

この順番を間違えていないこと、
それが候補者を選ぶときの、最低限のラインです。

これを逆にしてるひと、結構いるんですよ。
選ばれる側の候補者にも、選ぶ側の選挙民にも。

利益が先にたって方向を決めていくのでは、
砂糖に向かって歩くアリだって同じレベルで
あることをお忘れなく。


たとえば健康保険だってね。
カネがないからって、いきなり節約方法を
考え始めるのじゃなくて、どういうひとを
助けて、どういうひとに我慢させるかの
方向を決めるのが政治じゃないのかな?

その結果として、75歳以上の悪性腫瘍に、
積極的な治療をしない(もちろん自費なら
出来る)という選択をした英国があるワケだし。

まぁここでおもしろいのは、
75歳以上で発見された4cm未満の腎細胞癌は、
無治療が1番長期生存するという、ウソのような
データが得られてることだったりするんだけども。
 ↑
政治がやってくれないと出せないデータ
治療/無治療を比較した臨床試験というのは
倫理的にゆるされないので


そんな選択も、ありだと思うお話。


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