樹威 @ ell.FITSall

2011.07.20 - 23:58

はい。行ってきました。
行かなくてもいいかなぁ…って思っていハズなのですけどね。

だって私は、彼に怒っているのです。
ソロをやるからって、ヴィドールを解散しなくとも
いいじゃないかっていう意味でね。
あれだけ自分に惚れてくれる楽器隊がいて(すん様の
ベタ惚れぶりとか ;^艸^)、いったい何が不満だった
のさーーーっ(どうどう)。
……まぁいろいろ不満はあったことと思いますが。


V-LOVE LIVEを観て、やっぱりチケットを買いました。
唄えるコ、なのはどうしようもなく事実ですから。
ホントにね、あの声に生まれて、いまの時点であれだけ
唄えて、これからうまくキャリアを重ねていけたなら、
現在の河村隆一レベルに届くことの出来るヴォーカリストだと
私は思っています。好き嫌いじゃなくて、すごいといえる
歌唄いになれるひとだと思うのです。

あの照れと天然とツンデレ精神のバランスをどうにか出来れば。


でもね、まわりに他人を増やした分の成長は、見て取れました。

アルバム1枚分しか持ち曲がないので、カヴァーは必須と
思っていましたが、名古屋らしく黒夢 Ice my lifeをチョイス。
清春さんのねちっこい、やらしい系の色気とは異なりますが、
ヲ樹威だって十分に色っぽいですからね。

さすがにルインスフィアの曲は知らなかったですが(((^^;)。

アンコールでネタ的にやったプレイバックを仕掛けた
ブレインの存在が気になりすぎます。
樹威が書く曲は、現代V系の中の歌謡曲に属すると、
常々私は思っているのですが、まさにこの歌謡曲世代の
歌がもろハマりwww。

この選曲をした人物こそが、V-LOVE LIVEのバック
メンバーに永井さんを引っぱってきた張本人ではないかと
邪推するのですがどうでしょう?

さらには、これをやることを本人に了承させた力量が
素晴らしいです。絶対めっちゃ抵抗されたと思うもの。
それを押し切った誰かにグッジョブ( >_・)b。

なんとかギリギリ演じきれたかにみえたステージだったの
で・す・が、終わってからツイッターに
『思い出すと恥ずかしい(//△//)』
と本人があげてしまったので、減点(笑)。

ホントこの照れに、オン/オフさえ設けてくれれば、
唄っている時間はキメキメ、MC時は照れ照れでも
許せるのですけどねぇ…(°° )。


なんとかもうひと声、脱皮のための努力をする必要が
ある時期に、突入している気がします。
そしておそらく、これが最後の脱皮のチャンスです。

彼を失うことは、シーンにとって損失だと思うので、
こまめに投資していきたいと思います。
ただし、初動には加算されない範囲で(爆)。


カット代たか〜 @ 横浜 club SENSATIOIN

2011.07.20 - 23:57

一昨日のブログです。

瞬殺soldしていたので諦めていたのですが、
ツイッターを眺めている眼の前でキャンセル分が
DIEさんによって売りに出されたので、ふらっと
メルってみたら、行けることになりました。

せめてもうちょっとまともな命名はなかったんかい?と
言いたいような、言わなくてもいいようなこのセッション。
cutt(SHAME)+DIE(Ra:IN)+TAKA(defspiral)

前回のタカット(TAKA+cutt)に味をしめて、
行ってまいりました。


そもそもこのCLUB SENSATIONは、
Ra:INのMICHIAKIさんのお店です。
当然、その分のゆるみがステージ側に加わります。
音が1で楽が99との注釈つきですしね。
当然アルコールもつきますしね。
 ↑
DIEさんはカシウー、TAKAさんとcuttくんはビール

シモテDIEさん、センターTAKAさん、カミテcuttくん。
タカットとは並びが逆のため、「新鮮っ!!」と、何故か
喜ぶcuttくん。「いつも "タ" の方 見てますけども、
"カ" も男前で…」って、ま・てwww。
顔の左右がタとカでTAKAってなにその設定ーーーっ。

そんな感じでゆる〜いセッションなのですが、
ステージと客席の、双方のキャリアによって、
ぐだぐだと楽しいワケです。


アリア(the Underneath)が嬉しかったです。
初っ端をTAKAさんが間違えたのはご愛嬌でしたが。
『何から伝えよう?』という言葉は、嘘をつきたくない
TAKAさんの誠実さだと思うのです。

こういうカタチで聴けるなら、TRANSTIC NERVEの
the universeが、いつか聴いてみたいです。
『♪この胸にあふれる灯を絶やさぬように
  愚かな道をまた辿らないために』
強い強い曲だから、アコースティックの潔さに
負けたりしないと思うのです。
いつか、いつかね、聴いてみたい。


結局、最終新幹線で帰宅のため、
EYES LOVE YOUまでで離脱しました。
でも、楽しかった。ついでに酒も美味しかったです。
タイミングが合えば、行きたいです。


baroque @ 赤煉瓦倉庫

2011.07.17 - 23:58

預かっていた憶えもないバロックの、返却を
要求されて臨む、どこか半信半疑のライヴ。

預かってた憶えないんだけどなぁ…と思いながらも、
参戦は決定事項で。朝から整理券配布といわれた
以上、夜行バスという移動の選択も必然です。

聴いていたのは初期のみながら、カニバよりも
ブーギーマンよりも、バロックが好きです。


FOOL'S MATEの巻末特集を視て、なによりも
驚いたのは、怜ちゃんの表情でした。
それは、どこか危うく、狂喜にも似ていて。
kanivallismの彼は、こんな顔をしたりはしません。

そういうふうに、バンドによって表情や存在感さえ
変えてしまえるひとを、知らないワケではないの
ですが、少数なのも本当でしょう?


B2桁前半→Bブロック最前列。いい位置です。
後ろのスクリーンには、影絵のような、摩訶不思議な
アニメーションが、インスト中心のS.E.とともに
流れていました。

直射日光のもとでも映像が視られるヴィジョンで、
こんな些細で身近なところでも、技術革新は
行われているようです。


あいかわらず、すべてのポーズが
写真に出来ちゃいそうな圭ちゃん。
じゃれつき過ぎて興奮状態になった
仔猫みたいな眼をした怜ちゃん。
ぽや〜んとマイペースな晃くんと、
終始ニコニコしていた万ちゃん。
4者4様です(笑)。

音こそ海風に流されて安定はしないもの、
ブレもなくて、当時からクオリティの高い曲を
やっていたんだなぁ…といまさら思っていました。

ステージのメンバーは、ひたすら楽しそうでした。
実際、音がどうとかは二の次で、ステージに4人で
いること自体を楽しんでいたのだと思います。


綺麗で、透明な、風の時間。
大切な日を、ありがとう。
 

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学会の中部支部でやる勉強会 @ 松本

2011.07.10 - 23:58

というワケで、ただの旅行ではありませんが、
ライヴ遠征でもありません(きりっ)。
(松本のライヴハウスを検索はしたが)


特急しなのっつーのに乗って、こ2時間。
途中の渓谷をぬうようなあたりは、
ひどく景色が綺麗でした。

海沿いをいく列車に乗ると、海際の崖にへばり
つくよーに点在する集落をみますが、山沿いを
いけば同じように、山にへばりついた集落が
あります。狭っこい国なんだと実感しますね。


参加した会自体は、『こーんな珍しい病気の
組織に出会っちゃいました(はぁと)』みたいな
なかば自慢話会といったオモムキで。

「で、どちらさまで?」みたいな組織に
出会ったとき、なにを糸口にどう考えて
それを突きとめていくかを実践的に学べて
けっこう好きな会だったりします。

濃ゆいベテランの皆さん
が、他人の考え方に
若者のように噛みつきあうのを見るのも、
他人ごとと思えば楽しいですしね。
(濃い人々をみていると、自分の濃さが一瞬
棚上げできますしね 50歩100歩ですけどね)


せっかくなんで、松本城にも行って来ました。
どうやら4歳か5歳のときに行ったことある
らしいんですけど、城は1箇所しか登った
ことないので、あの異様に高い階段の記憶が
そうなのだとは思うのですが、正直それ以外は
憶えていませんorz。

実戦のための城でした。シンプルなものは
確かに美しいけれど、度を越すと無骨です。

よくもまあ盆地(扇状地?)の脆弱な地盤に、
この長きに渡って歪みも沈みもしないだけの
基礎をつくり、高層建築をしたものです。

至るところに籠城の知恵がありました。
階段の配置が各階ごとに違って、まっすぐ
駆けあがれないような構造とか、ね。
天守閣は生活の場ではないですから、
その機能特化が美しかったりします。

子供はともかく、説明も展示も見ずに、
ひたすら階段を登っていく爺婆の多さにも
びっくりしましたけどね(^^;)。何しに来て
何にカネ払ったんでしょーかねぇ?


仮にこーゆー町に生まれ育っていたら、
私はどんなヤツになっていただろうかと、
考えることがあります。

小学生のうちからライヴハウスに行くことも、
中学受験だってしなかったことでしょう。
理系だったとは思うけど、寄り道が少ない分
いまよりもさらに臆病なままだったろうな。
 ↑
なにしろいきなりXに飛びこんで荒波に
もまれましたから、鍛えあげられてます

うん。此処にいたかもしれない臆病な私。
その自覚は、ないよりはあった方がいいと
思うのです。なんとなくね。

で、蕎麦食ってブドウジュース飲んで退散。
おつかれ、自分。



the fool @ Music Farm

2011.07.04 - 23:50

昨日のブログです。

実はMusic Farm、初でした。
LUNA SEAの原点が町田Play Houseであるように、
Music Farmは黒夢の原点で。
そういう歴史的事実は知っていても、それだけで
わざわざ観光に行く場所でもないですからね。

中学校の隣にこんだけ音もれガンガンの落書きだらけの
ハコがあるとか、かなり熱いです、名古屋。
東京だったら追い出されてそうですよね(苦笑)。
総じて、関東の方が、よくないものは隠しちゃえ文化な
気がします。見栄っぱりな江戸っこ気質の名残で。


おひさしぶりなthe fool。最近なんだか毎度毎度
おひさしぶりです。
関東にいた頃は、月1目標にセーヴするくらい
通っていたのですけどね。
まだ平日のブッキングが多いことと、身近であるが
ゆえの油断から、私の名古屋暮らし化で、1番参戦数が
激減したバンドだと思います。
CreatureCreatureや、DerZibetやD'ERLANGERやDirや
INORANなら関東遠征もいいけれど、
the foolやギルガメやdefspiralで遠征は、
ちょっと躊躇う…そんな心理的な障壁があったりします。

シモテの壁と仲良くしていたのですが、なんだか
Gunjiにびっくりしました。
よりにもよってGunjiにびっくりした自分が、
悔しいような、嬉しいような、微妙な感じ。

初めてステージの上にGunjiを観あげた日から、
まもなく10年が経とうとしています。
(初会は2001年8月19日の埼玉TV公録@ESP本館ホール
私の目当てはtrans:boudで、Spiral freeは対バンでした)

知っているひとは知っていることですが、
Spiral freeというのも紆余曲折の多かったバンドで。
(というか、俯瞰できる人間がいなかったのが致命的)
好きとか嫌いとかいう前に、心配すぎて眼も離せなきゃ
手も離せないというバンドでした。私にとって(苦笑)。

実はこの現象、初期Dir en greyにもありました。
2002年の列島激震行脚を最後にライヴに行かなくなった
のは、別に嫌いになったワケじゃなく、もう私が観てなく
ても大丈夫だな…って思えてしまったからだったワケで。

まぁそんな御託はさておき、Gunjiです。
ちょっと観ぬ間に、すっかり唄えるコになっていました。

もともと「センターに立つんだ!!」という意識の高さと
意思の強さはひと一倍、いっそ美しいほどあるコで。
実際、Spiral freeの上手ギタリストとして観ていた
時代よりも、センターの方が似合ってはいたのです。
the fool開始直後から。

でも歌えていたかというと、それは疑問なワケで。
最初は照れも手伝って、声にエフェクトかけまくってたし。
(まぁそれを聴いて、初期INORANみたい(((;^艸^)とか
笑っていたのはここだけの秘密ですが)

自分の声をコントロールする力は、ある程度 訓練です。
もちろん訓練され過ぎれば、歌へと向かわせる熱が感じ
とりにくくなるという弊害もありますが(例: 忠勝 t:b)。

自分の声の性状をよく知り、コントロールすること、
声が鳴る瞬間、自分を唄にする瞬間を創れること、
この2点が、出来るようになっていました。

精神的にセンターに立つ資質は、すでに十分に備えている
人間が、センターに立つだけの技術を身につけ始めている
ようで。うまくかみ合えば怖いものなしの予感です。

煙草やめたっていっていたから、そのせいもあったかな。


TACAくんのギターは、お馴染みのジャガーくんでした。
スタインバーガーくんより耳馴染みがいいコです。
(たんに聴き慣れているともいう)
やっぱりアルペジオのコですね、彼は。

このバンドは3者3様のSUGIスレバンドなのですが、
彼は『SUGIZOギターとよく合うギターを弾く』タイプの
SUGIスレです。←ESPのECLIPSEを所持してる筋金入り
だから、どこか逆説的ですが、とてもINORAN的なのです。
いつか…ジャズ・マスター弾くようにならないかなぁ…。


Gooちゃんのギターも、かつてよく眼にした
トナカイ・シェイプのミクストメディア。
うん、こっちの方が彼に似合います。


楽しかった。うん、とても。楽しかったね。
この音が鳴ったなら、好き/嫌いじゃなくて
振り返れる、立ち上がれる、そんな音でした。

七夕のワンマン=国外を含めたツアー・ファイナルは
行かれませんが、その先に鳴る音を、届くかもしれない
可能性を、これからも聴いていきたいと思います。


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