ギルガメッシュ @ Zepp東京

2011.06.27 - 00:20

まいりました。ていうかたぶん、ビックリしすぎた。
しかもよりによって左迅に。まさかの、左迅覚醒。
正直、何が起こったのかと思ったしっ(笑)。

Zepp東京の前のコンクリの段差に座りこんで、
うっすいジントニック飲みつつ、ツイッターに
言葉をあげながら、これはきっとサナギの背中に
入った亀裂なのだとわかってきました。

言語化してみることで初めて認識できることって、
私はあると思っています。
言葉にならないことは確かにあるけれど、それは、
言葉にする努力をしつくしたひとだけが言っていい
ことですよね。


荷物を減らしたくて新橋のコインロッカーに
ポータブル・プレイヤーを置いてきたことを、
失敗だと思った。

耳の中に音が欲しいワケじゃなくて、耳を塞いでくれる
密閉型のイヤホンがほしくてね。←普段は密閉型嫌いですが
無音になりたかった。聴覚記憶に上書きされたくない感じ。
よりによってギルガメに、こんな状態に墜とされるなんてね。


当初このツアーは、聴けない予定でした。
「日程あわんな〜…、ま、また次回」そう思った経験は、
本命バン以外にも定期的ライヴに行くバンドをもったことが
あるひとなら、誰しもあるものだと思います。

いまの私は、本命が誰なのかさえ、自分ではわからなくて。
ライヴがカブったときに、どっちを選ぶかっていう相対的な
差はあるものの、誰の音がなきゃ息ができないっていう相手が、
増えすぎています。


当日券でゆるゆると入って、いつもの位置くらいの
センターややカミに入って、音を待つ時間。
S.E.がすごくよかったです。
メタル要素満載なのに、どメタルじゃない感じで。
特に17:40〜17:45あたりに流れてた曲とか、
情報提供を募集しますm(_ _)m。

左側だけ赤のショート・エクステをやまほど挿して登場した
Яyoちゃんは、鍛えたのかな? 細っ!!ってイメージは、
しなくなっていました。←特に腕
ガリで、アタックの強さで勝負してた彼じゃなくなろうと
しているみたいに観えました。パワーで叩ききるフレーズを
彼が備えたら、けっこう最強な気がします。

しかしぢつは、今日のMVPは左迅でした。
中盤の、どの曲だったかな? 間奏前のロング・トーンが
伸びきった曲があって、あれ?こんなん音源でさえ聴けた
ことない気がするんだけど…という声で。
そのあたりでうっかり1回気づいてしまったら、
知覚してしまったら、最期的でした。

本編後半なんて、アウトロに声のせて遊びだすし(笑)。
TAKAさん(defspiral)がやるのはよく聴くけど、
左迅なんて自分がいなくていい部分に突入したら
息整えてる印象しかなかったのになー(←失礼)ってね。


1stアンコールのとき、世界ツアーの感想としてЯyoちゃんが、
「もっといい曲かく」って宣言していました。
彼らは3.11を海外ツアー中に経験しています。
Zeppのロビーに海外ツアーで彼らがもらってきた旗(?)が
多数掲げられていたのですが、この寄せ書きたちが、
彼らにとってどれほどの力になっただろうかと思うのです。
ほとんど何の関係もないハズの私でさえ、このつたない
文字でつづられた日本語が、読めない(=英語でも独語でも
仏語でもない)言語が、ものすごく嬉しかったりしましたから。

その上で、こころからのありがとうと歌われたShinin'は、
1番好きな曲だったり(ベタでごめん)するので、すごく…
すごく大事でした。


GOの曲はあまり聴いていない(Goは、ちょっとポップに、
ちょっと強気に、ちょっと明るく…が過ぎましたよね)ので、
いたらない部分は多々ありましたが、2ndアンコールの
最後の曲で、サビのリピートを、アカペラ&マイクレスで
やって、しかもちゃんとそれで成立させてみせた左迅に
さらに今日最大級にたまげて、ぽかーーーん(;・Д・)と
しているうちに、ライヴ終了でした。

客電がついたあとで、もう1度大きくなる拍手が、
彼らについているお客さんの温かさで。
このライヴを作ってくれたスタッフへの、旅を終えた
メンバーへの、今日を戦った自分への、この場をともに
した仲間への、温かい拍手。
この熱こそが、彼らの最大の財産です。


ホント失礼で申し訳ないけれど、左迅の覚醒なんて、
kyoちゃん並みに30代後半かと思ってました。
ごめんないさい。それだけは本当に本気で謝ります。
よい仲間と、よいスタッフと、よい客とに導かれて、
想定外のタイミングで彼は脱皮を始めました。
殻が割れ始めた脆弱な彼を、よからぬヤカラが
傷つけず、無事に脱皮を終えた姿が観られる日が
くることを願ってやみません。
間違ってもこれがファイナル・マジックで
ありませんように(:-人-)。こればかりは祈るのみです。
でも、それでもいま、聴くべきバンドだと思います。



defspiral @ 渋谷WOMB [詳細後程]

2011.06.25 - 23:53

詳細後程



東京ギター・ショウ @ TFTホール [詳細後程]

2011.06.25 - 23:48

詳細は後程



DAITA @ 東のオゥ [記載済]

2011.06.20 - 23:55

昨日のブログです。


26日2:02追記
C番号なのに、入って少しの障害もなく最前ブロックの
下手側柵の中央よりへたどりつきました。
前回のEASTも、前々回のEASTも、ここから
DAITAを観ていた気がします(苦笑)。

DAITAソロにしか行かないので、ステージ側に
認識されている可能性はゼロですが、彼的には
こーゆー客ってどうなのでしょうね?

懐かしい曲は、アレンジまったく違って、一瞬
わからないような曲もありました。
もちろん新曲もあって。
ジャジーでメロウな印象の新曲を、ほとんどライト
ハンド奏法だけで弾ききったDAITAにちょっと感動。
とてもめずらしいもので展開する音が楽しかったです。

思えば、Guitar Emission IIのときには、
ハコを出たところで歩けなくなって終電ギリギリまで
向かいのWESTの階段最終段に座っていたものです。
さすがにそこまでの感じはなくて。
その変化が、私の感覚の退化や鈍摩ではなく、
進化であったらいいと、そう願っています。

DAITA観ていると、エレクトリック・ギターの
完成形のひとつを観ている気になりますね。
その驚きが、彼を観たいと思わせ続けてくれる
のだと思うのです。



V Love Live @ 新木場COAST [追記済]

2011.06.20 - 23:53

一昨日のブログです。


26日1:46追記
間に合わない予定だったのに間に合ってしまったO.A.
LOST ASHの方がV-lastより弾けてるのに
人気は少ないっぽかったです。
まぁ、そんなギャップは意外とよくあることなのだが。

アリス九號(あえてこの表記で)。
トリと予測していたのですが、音出しで上手から聴こえてきた
ストラトっぽい音に、もしや…と上手側に戻りました。
シングル・コイル音に反応する耳だけは、とても優秀な自分。

このバンドは、何度みてもセンターに眼がいかないバンドで。
素材(声・顔)はいいし、唄も別にヘタじゃないのに、
何故かいつも将くんの記憶はありません(苦笑)。
今回もヒロトのデコの記憶ばかりがやたらと残っています。

あまり頭を使わずとも、ストラト+マーシャルっていう接続は、
私にとっては鉄板で、それで一体 何人のギタリストに堕ちて
きたかしら…という黒歴史。
友人28号は下手チームがお好みだそうですが、下手ふたりとも
衣装まっくろでライト落ちると存在が確認できないよ(^^;)。


Versailles
カミジョウさんのところです。←私の認識として…な
ラレーヌ時代から対バンではお会いする方です。
かれこれ15年くらい、顔も衣装も変わっていない気がします。
ちなみにドメタルなところも変わっていません。
その普遍性はある意味 尊敬に値するとは思います。
が、わりと音は苦手だったりします。

おそらく私はメタルの辺縁をドーナッツ状に好きなのであって、
メタルど真ん中のひとではないのだと推測されます。
(XもDirも、メタル要素は持っているけれど、
すでにメタルそのものではないと思います)

というワケで、私的にはHIZAKI姫鑑賞会を開催。
お美しかったです。あの姫袖は、長年の研究の賜物でしょうね。
ふりっふりなのに、絶対 弦に触れないように出来ているんです。


樹威
ぢつはここでモギられました。
Aチケ持っているくせにCチケの呼び出しが始まったあたりで
入ったのですが、バンド別の紙コップにいれられている半券が
意外に少なかったので。←ある種の判官びいきwww

1曲目に招待状。
初めてのソロ・ライヴの幕開けに、イントロさえない
歌始まりの曲を、しれっと選べてしまうあたりは、実力だし、
そんな自分をよく知っているのでしょうけれど。
でも1曲目が終わったところで、肩のラインが変わるほど
息を吐いていて、緊張はしてたんだ…と思うと、ちょっと
可愛い……かもしれない(^m^;)。

バンドでは、結局最後までどーーーーーしても拭い去れなかった
"甘え" は、消えていました。意思をもって消した…んだと思います。
"覚悟" をきめた後の顔。
こういう顔をステージの上に見あげるのは、嫌いじゃありません。
ステージが、どうしてフロアより高いのか、その高さの意味を、
私たちはたぶんいつだって観せてほしいのです。

甘やかでウェットな彼の声が、よく映える、
対照的に渇いた、爽快なほど整然とした音。
映像的にたとえるなら、人の気配もない精緻な都市と、
密林にいそうな派手な蝶かな。

…でもさすがにドラムが永井さんてズルくないか?
確かに普通のロックがどんなに巧くても、ヲ樹威の
曲が上手く叩けるとは、私も思いませんけど。
歌謡曲とロックと、両方いけるひとが合うだろう
というのは私にもわかります。
でもそれでもドラムが永井さんてズルくないか?
大切なことなので2回 言いました。


摩天楼オペラ
このバンドは、タイミングが悪い…というか、
私と相性が悪い…というか。
とにかくスケジュールが合わないバンドで、
どこかで観たいと思い続けて、かれこれもう
2年ぐらいは経過している気がします。

なので、最初の印象は、
あっれー? こんな上手かったっけー?
です。特にヴォーカル。

そりゃ職業ヴォーカリストでやっていくなら、
声がデカいことも、ノドが強いことも必要だろうけど、
唄なんだぜ、唄っ! って思ったのは、どうやら過去の
印象のようです。

バズーカ並みの声の強靭さは、ちょっとだけ
akiちゃん(Laputa)を彷彿とさせます(笑)。

なんにせよ、いいバンドひろった気分です。
つかこいつらもキング・レコードなんですね。
最近、キングさんが "バンド育て" 上手いです。
さまざまな関連先を有機的にうまく転がせているようで、
優秀なハブとして機能している印象があります。
lynch.の件でもね。

そういう仕事って大事だと思うんですよね。
某@vexが自分とこで育成する手間を惜しんで
すでに客が確保できてるバンドの獲得に走って
いるのとか、客として見てても、いい気はしません。


AYABIE
この時点でまさかの金爆トリ確定っ?!
私の予想では、AYABIE始まりでアリス九號がケツをしめる
イベントなはずだったのですが……。
 ↑
それ以外の出順はほぼ想定内
観たことがあるバンドの出順予想はけっこう可能ですが
金爆の位置だけは読めませんでした

彼らとお客さんの間にある空気は、騒動の大きさのワリに
非常に良好で。いい客がついてる&うまい客あしらいが
出来ている印象です。
彼らの音を好きかって言われたら、正直 微妙だけれど、
客席の空気が素晴らしいので、対バンにいたら観ます。

バンドの評価が音だけでは決められないという側面は、
こんなふうになら、私の中にだってあります。


Goolden Bomber
はい。最近 流行ってます…よね? 流行っている…のは
さすがに私でも知っています。が、何故 流行っているのかに
ついて、疑問を持っていました。だから、1度は観たいと
思っていたのです。

ですが、まぁCOAST後方がいくら音がいいといったって、
シーケンスからの音は薄く、これを聴くのなら自分好みに
調整したアンプとスピーカーを用意する方が合理的な気が
します。

これが成立するほど打ち込み音源の技術があがった…のは
事実です。それこそ私が子供だった頃は、シンセ音なんて
ペラペラで当然だったわけですから。

ひとまず感想としては、私にはわかりませんでした。
ライヴというものは、同じ空間で鳴る音を観にいく、
掴みにいく行為です。少なくとも私にとっては。
知覚しにくいんです。

これはもはやバンド音楽とは異なった種類のなにか、
別メニューのエンターテイメント…なのだと思います。
これをエアじゃなくて生演奏でやってても、普通の
バンドじゃないかな? 曲も音も定番の範囲内だし。

演奏を聴きにライヴに行った人間からしたら、
カネ返せってなりかねない危険をはらんでいます。
これをバンドとして扱うメディアの側の括りに
無理があるのではないでしょうか。

客を笑い的に楽しませてくれるバンドはたくさんあります。
寸劇や内輪ウケや仕込まれたネタも、FC限定では笑い話だし
インストアみたいな特殊環境なら許容範囲内です。
それを対バンという勝負の場に持ち込むかどうかは、
本人たちの裁量の範囲でしょうけれど。

笑いってゆー意味で、最近 個人的に対バンにいたら
嬉しいかなぁと楽しみにしているのはHEROです。
(昔はDearLovingだったけど最近行ってない)
どっかで会いたいものです。笑いたくないワケじゃなし。

まぁ音のつまらなさに耐えられなくなって数曲で
離脱しました。←眠くってさー……


ツイッターの方で少々いろいろあったのですが、
金爆のお客さん達にも、バンドとして括られることに
抵抗したいひと達が、一定数おられるようです。
お互いに違うものだと思ってるのに、世間に同じ
だとまとめられている必要はないと思いますよ。


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