最近のニュースからふたつほど
2010.11.17 - 23:20
すっかりライヴブログと化して
いるのを少し反省してみました。
まずは文句なしにすごい話。
触媒で医療ゴミの無害化病院という機構(研究施設も同様)には、
感染性ゴミ…というものがあります。
ホントの意味で危ないのは、
針とかあのへんのものですが、
そればかりではありません。
家でうっかり流血したのを拭いた
ティッシュは普通ゴミだけど、
病院が棄てる血のついたガーゼは
感染性廃棄物。汚染されたかも
しれないもの(手袋の類い)も対象です。
取り扱いにも、廃棄にも、すごい
金額がかかっていたりすることも。
それがこうして処理出来るなら、
実に素晴らしいことです。
医療機器はもっと国産にシフトして、
あわよくば輸出産業にだって出来る
と思いますよ。
コストもそうですが、保管がラクなこと、
有効期限が長いこと、かさばらないこと
(保管しやすいこと)、扱い易いこと、
なにより確実に安全なこと。
要求が多岐にわたり、しかも細かい。
日本人が1番得意なところでしょ?
そして出てしまいました、高裁判決。
当直を時間外と認定でてしまいました、まさかの判決。
内容的には正しい判断ですが、
社会的には疑問が残ると思います。
そんな財源は、どこにもない。
24時間体制の診療を維持できなくなる
病院が大半じゃないかしら。
仮に移行処置的な時間があったとしても。
当直と時間外勤務は、労働法上かなり
異なります。すごく簡単にいうと、
医師のは当直で、看護師さんのは時間外。
だからは、医者は当直あけも通常業務を
させていいけれど、看護師さん達は交代で
帰さないといけないのです。
そして厚生労働省が想定する当直は、
基本 眠れて、電話対応が数回。
まぁそんな当直も確かにあるのですけれど。
だからといって、当直あけが全員帰ったら、
日中の医療が破綻でしょう。
夜に緊急手術していた人間が、朝から予定手術…は
さすがに避ける努力がなされていますが、ゼロでは
ないし、朝から外来…くらいは普通です。
どーなんのかな? 最高裁いくのかな?
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