ギルガメッシュ @ Electric Lady Land

2010.10.15 - 18:06

夏ツアーに行き損ねた(だって全箇所ソールド企画
のツアーだったんです)ギルガメッシュです。

ソールドというのは、バンドの実績になるのかも
しれませんが、長期予定が困難な社会人には厳しく、
勢いがついちゃった場合も含めて、入れる程度の
当日券は欲しいのが、こちらの本音だったりします。

まぁ禁断のときには4,5列目で観れたんですけどね。

涼しげな風と夕焼け…を見ながら向かったのですが、
いかんせん近所は街路樹がイチョウなんで銀杏が臭い。
E.L.L.周辺はキンモクセイのいい香りです。

さ、もうすぐもうすぐ。


16日15:57追記
結局、"表現" というのは、出来る人間と出来ない人間がいる、
もしくは、その人間がしている "表現" を、受け取れる人間と
受け取れない人間がいる…のかもしれないな……。
というようなことを感じたライヴでした。

8歳も年下の人間の、存在そのもののような "表現" にあてられて
ちょっとくらくらしてるとか、結構ヤなんですけどね。

微妙なんですよね、ギルガメッシュって。
個人ハマりっちゃ個人ハマりなんですけど、
それだけでは説明がつかない…というか。

なんとなくいつものノリで立ったいつもの場所。
3段目の最後列、ややカミ。
全体像が観えて、そして音がいい場所です。

ギルガメッシュの音…というのは、バンドという形態を
とりながらも、あくまでもメイン・コンポーザーである
Яyoくんの音楽人生そのものが透けて聴こえる…という、
とても不思議な成り立ち方をしていて。

YUJI(as.milk, ex.D+SHADE)や、Towaくん(Moran,
ex.Fatima)みたいに、ドラムさえ聴いてりゃすむ話に
落ち着けない。落としこめない。


たぶんツアー前半を聴いていたら、こんなふうには
思わなかったのかもしれません。ツアー前半戦の
彼らを観る機会はいままでなかったし。
でも、エンジンが熱くなるまでに、少し時間がかかる
バンドなんじゃないかな?って印象だけはあります。
なんとなく…ね。新曲の微妙な感じとかからくるのかな。

本編ラストの、壊れていく世界、見事でした。

セット・リストの緩急が綺麗で、とてもまとまっていました。
今回のツアーはけっこう曲順いじってきているらしいので、
ツアー終盤戦、いい状態のものを聴けたというのもあるとは
思いますが、自分たちの世界をうまく抽出してまとめきる
能力というのは、曲数が増えるに従って、ますます重要に
なってくるはずです。


純粋に音的には、ライドの音が特徴なんだなー…とか。
スティック、カーボン系なのかなー…とか、
まぁ、そんなこと思ってるのはいつもどおり。

スティック…投げないんだね。ちょっと欲しいのにな。


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