ヴィドール @ 新木場海岸
2010.09.19 - 01:32
日付は変わってしまいましたが、
個人的3ディズ初日。
この3連休は3日ともCOASTです。
約1ヶ月ぶりのライヴは、活動休止前ラストの
ヴィドールでした。
彼らは、対バンではなくワンマンを観るべきバンドで。
その本当の意味での真価を知っているひとは、
ファンにさえ、多くはないのではないかと思います。
複雑怪奇な本性と、それをうまく隠した外面。
複雑すぎるものを、まるで簡単にやってみせる
楽器隊(特にリズム隊)の実力は見事のひとことです。
10:48追記
COAST、結構ぎゅうぎゅうでした。
あいかわらず、このテのバンドにしては
オトコ客が多く、年齢層や服装も含めて
かなり雑多な客層が、彼らの持ち味です。
ターゲット層が絞れないから、プロモーションは
やりにくいのかもしれないけれど、この広さゆえに
担保される最低限はかなり高く、一過性の客の
少なさは、なによりの強みといえるでしょう。
1曲の中で何度ものテンポチェンジをこなし、
場面が切り替わるようにリズムそのものを
変化させて、誰ひとり脱落しないし、ズレない。
40すぎたってズレるバンドはズレるのにねー( -c-)y-~。
ズレても成立して、しかも格好がついてしまうのは、40すぎの実力ですが。
ヲ樹威の鎖骨は、あいかわらず正しくエロく、
ラメたんはアー写の3倍は軽くかわいらしい。
重鎮も期待どおりカワを破き(しかもあの
タイミング)、シュンくんは…スンくんだし
(腹ぺろんと出してる場合でなす)、
ギルヲちょこまか小動物。
いい意味で、ちゃんといつものライヴでした。
もちろんヲ樹威が自分のノドを試しながら
唄っているのはわかったけれど。
停まることに戸惑っているのは、むしろ
立ち止まることに馴れていないメンバーの方で
(なにしろギターふたり変わったときも
1ヶ月とあけずにライヴやってきたワケだし)、
お客さんの方がちゃんと待つ覚悟をしていそう。
彼らが持つオリジナル性がそれを可能にすると
思います。代わりが効かないオリジネーターの強み。
またいつか、再会の日に。
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