都条例
2010.12.20 - 00:30
ホントはもっと早く書きたかったのですが、
なかなか時間がなかったりもするので、
当直の夜長にだらだらと思考してみます。
昔よりも、アタマ使ったとき疲れるように
なった気がする。これって歳ってことかな?
個人的には、今回の規制は論外だと思っています。
非現実世界の犯罪は、非現実世界の警察機構に
任せておけばいいのです。
推理小説やサスペンス・ドラマの殺人や
エログロシーンはよくて、マンガとアニメの
エロだけ駄目な理由を聞かせてほしいものです。
そもそも、正しいだけの人間なんていません。
現実の世界は常に、清濁あわせもっています。
現実をみせないことは、無知でいろということ。
18才はもう大人。18才未満に対して禁止して
しまうということは、18才でいきなり大人に
なれということ、準備期間を奪うことは、
自衛手段を奪うことだと考えます。
そんなの、"守る" っていえない。
自分のことを話すなら、11歳でライヴハウスに
出入りを始め、ほぼ同時に喫煙と飲酒を知りました。
(家庭内での飲酒開始は7歳くらい←クリスマスとか)
13歳で高河ゆんと尾崎南が爆発的に流行り、
14歳の夏、当時まだ晴海で行われていたコミケに
出没し始めます。14歳の年越しは、ライヴハウスで
初めてオールして、朝帰り。帰宅した私に母は一言
『捕まっちゃダメよ』と言い放ったものでした。
15歳には確実に18禁の同人誌とか読んでた気がします。
これだけ聞けば、たぶん世間的には不良でオタクです。
でも別に、普通に社会人してますよ? 勤務医だから
給料高くはないけれど、このご時勢に、国内なら
どこいったって職があるのはありがたいことです。
母の影響も多分にあるのだと思いますけどね。
文学系の母なので、妄想に対してえらく寛容でした。
モーリス(映画)とかビデオがリビングに転がって
たしなー。母ふつーに観てたしなー。
↑
内容は憶えてないけど、コドモ心にも
なにやらあやしげで耽美な雰囲気が…
誰もが負うべき年少者に対する義務は、
自分が死んだあとに困らないだけの
知識と能力を与えること、です。
子供として守られる必要があるのは
長めに設定しても15歳で十分でしょう。
知識は、生きるために最高の武器です。
必要なのは、現実を "うまく教えること" で
あって、現実を "みせないこと" ではない。
そういう本質的な議論を、してほしいと思います。
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コメント
こんばんは、はじめて書き込ませていただきます。
ご意見にとても共感いたします。私もオタクで不良な青春時代でしたけど、別にそれで犯罪に走ったり、そういう同人誌やアニメ・漫画を見て、同じことをしようと思ったことはありません。どちらかというとそういう犯罪を見せられることで、犯罪に対する嫌悪が生まれ、こんなことをするやつには絶対にならないと思ったものです。
現実を上手く教えること、まさしくその通りですよね。見せないで無菌のまま、ばい菌だらけの社会に放り出されたら、自分が犯罪に巻き込まれていることすら分らないかもしれません。
こちらでこのような意見を見ることが出来るとは思わなかったので、心強く思い書き込ませていただきました。
では しずやん
>しずやんさん
はじめまして。
書き込みありがとうございます。
リプが遅くて申し訳ありません。
まだまだ揉めていて、角川はじめ
とする大手出版系企業には、
がんばってほしいものです。
マンガも、アニメも、V系も、
日本の貴重な輸出産業なのですから。
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