Dir en grey @ Zepp名古屋
2010.07.04 - 23:52
10日3:12追記
初日にヘタをうつ性質は、
どうやら解消されたみたいです。
私がDirをちゃんと観ている…といえる時期は、
学生時代(1997〜2002年くらい)と2008年5月から。
以前のDirは、リハから本番への切り換えが
いまひとつヘタで。緊張感の足りない彼らと、
初日を待っていた私たちの間の、いかんとも
し難いズレを、どうにも出来ないまま終わる
なし崩しのツアー初日…という現象を
複数回 経験していたのですが。
時間の経過は、確実に彼らをタフにしてきたようです。
最初の数曲は、スタッフさん含めややバタバタ
してましたし(おそらくはモニター関係)、
まだこなれてない感は、a knot限定をいれても
ツアー3日目という状況では、さすがに
いたしかたないかな…と思えます。
もうひと声まとまり切らんなぁ…と思い始めた
中盤を越えたかな?というあたりの、確か
DOZING GREENで、特にきっかけもなく
スムーズにシフトチェンジして、揃う。
リズムだけじゃなくて、音だけじゃなくて、
視線や思考のベクトルや、こころみたいな部分が。
焦点がぴたりとあって、どれだけ拡大しても
ボヤけない、限りなく細く確かな線のような収束。
銃口を向けただけでは駄目で、照準を合わせて
はじめて弾は当たるのです。
乱射する若さも、絨毯爆撃の乱暴さも、
嫌いではないけれど、無駄が多いのも
事実です。←そーゆー問題?
眺めやるステージは、距離はそこそこ近いにも
関わらず、あの頃よりも遥かに遠く、そして広い。
それは、彼らが手にした自由のカタチです。
ステージという場所に生きる誰もが欲しがる
意思みたいなもの。
彼らのライヴのキーワードは、自由への渇望。
まだ "自由じゃない" という事実を、彼らは
受け入れられてはなくて。
それが、私自身のリアルに繋がるから、
あの妙な達成感が得られるのだと思うのです。
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